メルセデス 専用テスター完備
メンテナンスに関してもお任せください。
メンテナンス例
7G-TRONICとSBCのオイルメンテナンス/ベンツCLS
ミッションオイル(ATF)とブレーキオイルの交換メンテナンスで入庫した、W219型のベンツCLSです。
ミッションは722.9型7速AT(7G-TRONIC)を採用しており、ブレーキはSBC(セントロニックブレーキシステム)なので、共にそれらを扱える環境(設備)が無いとメンテナンスは不可能です。
まずはATFの交換により、古いフルードの排出。
赤いはずのATFが、真っ黒に…7速AT等の多段階化されたミッションは、よりスムーズな加減速を実現する反面、その変速回数の多さによりフルードの劣化も早くなる傾向にあります。
7G-TRONICでのATF交換では、レベルゲージ等が存在しないので、オイルパンを外さないとオイルパン内のオイルは排出できません。
取り外したオイルパンに貼り付けられた、鉄粉除去用のマグネット。
オイルパンの清掃とあわせて、共に綺麗に洗浄。
新品のフィルターに交換して、オイルパンを装着。
7速ATでのオイル注入は、専用ディスペンサーを用いてのドレンからの圧送注入、油温管理によるオーバーフロー測定となります。
そのためにはDAS(ベンツ純正メーカー製テスター)を使用して、確実なATF温度の計測が必要。
またSBCシステムのブレーキオイル交換は、DASを使用してSBC作動解除とテスターでのポンプ駆動による一連のステップを行わなければ出来ないシステム…このあたりのベンツのメンテナンスでは、DASは必要不可欠な設備といえます。
UG/yoshida