シボレー カマロ ZL1 仕様
スイッチバック式4灯同時点灯テール/シボレーカマロ
テールランプの点灯改善にて作業中の、5thモデルの2012yシボレーカマロ/カブリオレ。
並行車両なのでテールランプは、4灯同時点灯のブレーキ/スモール、そしてウインカー時はブレーキとして点灯していたランプが点滅作動…もちろんレッドレンズなので、日本の法規に適合しない赤色点滅。
使用されているバルブは、アメ車系では一般的な3157系のW球。
現車からの配線は、スモールラインとブレーキ/ウインカーライン、そしてアースの3本ライン。
こういったレッドテールでの改善作業で役に立つのが、スイッチバック式のLEDバルブ。
レッド/アンバー(オレンジ)の2色切替W球で、アンバー色側への入力時にはレッド色側が消灯。
発色のより良いLEDバルブは、例えレッドレンズであってもアンバー点灯時には、外部にアンバー(オレンジ)色にて発色点灯(点滅)してくれます。
しかし、これをそのまま現車に取り付けただけでは、ウインカーだけでなくブレーキを踏んでもオレンジ点灯。
これは現車の配線が、BCM(ボディコントロールモジュール)から1本の線でブレーキ/ウインカーを出力しているため。
正常な点灯/点滅作動を行うには、車両側の配線BCM回路をより理解/把握しブレーキとウインカーの出力線を個別に分ける配線作業(改造)が必要。
通常なら、上記に示した現車の配線改善が解決しても、ひとつのバルブでスモール/ブレーキ/ウインカーという3系統の入力は不可能。
何故なら通常存在するバルブは、LEDのスイッチバック等も含めてほぼ全てW球なので、2系統入力が限界。
多くの並行車両では、上記の理由から、例えば内側がスモール/ブレーキで外側がスモール(もしくはブレーキ)/ウインカーという感じで、外側のレンズ点灯に対しブレーキかスモールかの何れかを諦める手法が一般的。
本国のメーカーオリジナルでは、ブレーキ/スモールは4灯同時点灯による作動…UGはそこに拘り、4灯同時点灯スモール/ブレーキ点灯そしてスイッチバックによる外側ウインカー点滅切替。
このオリジナルにより近い点灯/点滅回路の作製は、例えば~2014yダッジチャレンジャーでも流用可能です、もちろん車検対応。
ご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。
UG/yoshida
UG アーバンガレージ
大阪府茨木市横江1丁目15-52
072-638-5579