ミドルサイズクーペのA5に、クワトロGmbHがチューンを施したスポーツモデルがRS5。パワートレインや駆動系には最新技術が投入されている。エンジンは最高出力450psを発生させる高回転型の4.2LのV8FSI。トランスミッションは、ツインクラッチ式の7速Sトロニック。4WDシステムは、軽量コンパクトな「クラウンギア式センターディファレンシャル」を採用。路面状況に応じて、前後輪のトルク配分を最大で前輪に70%、後輪に85%と大きく変化させることが可能。また、4 輪トルクベクタリングシステムなども備えられている。さらに、制動時に発生するエネルギーをバッテリーに蓄電するエネルギー回生システムを採用。環境性能にも配慮が施された。
内外装のデザインを変更し操作性を向上 (2012.8)
ベースとなるA5やS5と同じグリルデザインやヘッドライトに変更、リアコンビランプやリアバンパーもデザインが見直されている。室内はカーボンデコラティブパネルなどにより質感が改善。さらに、操作性を向上させるため、各種操作スイッチの配置やデザインも改められている
V8 DOHC エンジン 4163cc 450ps(パワー) 43.8kg(トルク)